2024/11/29 13:27


こんにちは。
または、こんばんは。


今日の九州は小雨&強風。
風が冷たいです。
もう秋ではなく冬に入った感じです。


昨日のblogで
「Vegan食(plant based food)と老化」
について紹介しました。

その中でPlant based とテロメアについても
書きましたが
もう少し詳しく紹介します。


テロメアとは?

テロメアは、DNAの端にある「保護キャップ」のようなものです。

私たちの細胞が分裂するたびに、このテロメアが少しずつ短くなります。

テロメアが短くなると、細胞は正常に機能しなくなり、最終的には死滅します。

このプロセスは老化や疾患(特に心疾患やがんなど)とも関連しています。


プラントベース食がテロメアに与える影響

研究では、プラントベースの食事を中心にした生活習慣が、

以下のような形でテロメアの短縮を遅らせる可能性が示唆されています。




1. 抗酸化物質と抗炎症作用

  • 植物性食品には抗酸化物質や抗炎症作用のある栄養素が豊富に含まれています。
    • 抗酸化物質(例:ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール)は、DNA損傷を防ぎ、テロメアを保護します。
    • 抗炎症作用のある食材(例:ターメリック、緑茶、ベリー類)は、慢性炎症を軽減し、テロメアの健康を支えます。
  • 酸化ストレスや炎症はテロメアを短くする原因の一つとされているため、これを防ぐことが重要です。



2. 血糖値の安定とテロメアの保護

  • 高血糖状態が続くと酸化ストレスが増し、テロメアを傷つけます。
  • プラントベース食は血糖値の急激な上昇を防ぐ低GI食品(例:玄米、オートミール、豆類)が中心なので、血糖値を安定させる効果が期待できます。



3. オメガ3脂肪酸と健康な脂肪の役割

  • テロメアの長さを保つには、健康的な脂肪(オメガ3脂肪酸)が重要です。
    • アマニ油やチアシード、クルミなどの植物性食品は、オメガ3を多く含むため、動物性脂肪よりも優れた選択肢です。
  • ある研究では、オメガ3を豊富に摂る食生活がテロメアの短縮を遅らせる可能性があるとされています。



4. ストレスとテロメアの関係

  • 精神的ストレスもテロメアの短縮を加速しますが、プラントベース食はストレス緩和に役立つ栄養素を含んでいます。
    • マグネシウム(豆類や緑の葉野菜)はストレスホルモンの調整に寄与します。
    • トリプトファン(大豆やバナナ)はセロトニンの生成を助け、リラックス効果をもたらします。



5. 実際の研究例

いくつかの研究で、プラントベースの食事がテロメアに良い影響を与える可能性が報告されています。

  • オーシュン博士(Dean Ornish)の研究
    心疾患の患者を対象にした研究で、プラントベースの食事、適度な運動、ストレス管理を含むライフスタイルの改善が、テロメアの長さを維持する助けになると示されました。この研究では、植物性食品中心の食事が炎症を減少させ、細胞の老化を遅らせる効果が確認されています。
  • The Lancet誌(英国医師雑誌)
    プラントベースの食事を習慣化した人々の方がテロメアの長さが長い傾向にあるという報告がされています。特に、加工食品を減らし、野菜や果物、全粒穀物を増やすことで、健康的な細胞環境が促進されることがわかっています。


興味深いですよね。


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