2024/11/19 12:00


こんにちは。
または、こんばんは。


今日の九州は晴れ。
風がやや強く、急に気温が下がりました。
冬が近づいていることを体感します。


寒くなると外出は控えたくなります。
自宅でネットフリックスを愉しむのがイイお年頃です。

以前、ネットフリックスで
マット デイモン主演の「オデッセイ」を視聴しました。
とても興味深かったです。
宇宙でジャガイモ栽培をするシーンも印象的でした。

今日は、「宇宙食としてのヴィーガン食」
についてご紹介します。


1. 宇宙食としてのヴィーガン食の利点


宇宙では、食料の保存性、栄養価、軽量性が求められます。ヴィーガン食品にはこれらの条件を満たすものが多くあります。

  • 保存が利く:乾燥豆やナッツ、シリアル、ドライフルーツなどの植物性食品は長期間保存が可能で、宇宙食として適しています。
  • 栄養価が高い:宇宙飛行士はエネルギー効率の高い食品が必要です。例えば、エンドウ豆由来のたんぱく質やスーパーフード(キヌア、チアシードなど)は高栄養で軽量。
  • 軽量かつ省エネルギー生産:植物性食品の栽培や製造は、動物性食品に比べて水や資源の使用量が少なく、宇宙での持続可能性を高めます。



2. 宇宙での植物栽培

宇宙ステーションや未来の月・火星基地では、植物栽培システムが研究されています。

  • 宇宙ステーションでの実験
    NASAの研究プロジェクト「Veggie」では、宇宙で野菜を育てる実験が行われています。すでに宇宙でレタス、ルッコラ、ゼニアオイなどの栽培に成功しており、宇宙飛行士が自分で収穫して食べています。

    • ヴィーガンの食材として栽培できる植物の種類を増やすことが、食料の持続可能性につながります。
  • 植物育成の未来技術
    LEDライトを使った植物工場や、水耕栽培(土を使わない栽培)は、限られた資源の中で栄養価の高い食材を育てる手法として注目されています。




3. 微生物を利用した食品開発

宇宙では、植物の栽培に加えて、微生物を利用して食品を生産する技術が研究されています。

  • 微生物由来のタンパク質
    微生物を使って大豆やエンドウ豆からたんぱく質を抽出する技術は、宇宙環境でも有効です。例えば、NASAが支援しているスタートアップ企業は、二酸化炭素を利用して微生物を育成し、食料に変える技術を開発しています。

  • 人工乳製品や卵の開発
    酵母やバクテリアを使って、乳タンパク質や卵白を再現するプロジェクトも進行中です。これにより、ヴィーガン対応の食品が宇宙で簡単に作れる可能性があります。




4. 火星や月でのヴィーガン食

火星や月のコロニーでの生活では、動物を飼育するのは困難なため、完全ヴィーガンの食生活が現実的です。

  • 閉鎖型循環システム
    火星のような厳しい環境では、水や資源をリサイクルして食料を生産する「閉鎖型循環システム」が必要です。植物はこのシステムにおいて重要な役割を果たします。

    • 二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する。
    • 食物の供給だけでなく、精神的な癒し効果も与える。
  • ジャガイモ実験
    映画『オデッセイ』でも話題になったように、ジャガイモは栽培が簡単で栄養価も高いことから、宇宙開発の食糧候補として注目されています。ジャガイモ以外にも、豆類や葉物野菜などのヴィーガン食材が火星での食生活を支える可能性があります。




5. ヴィーガン食が宇宙開発にもたらす影響

  • 地球環境への好影響:宇宙開発で得たヴィーガン食の技術は、地球上の食料問題や環境問題の解決にも役立つと考えられています。
  • 持続可能性:植物性食品は資源効率が良いため、持続可能な宇宙開発に貢献します。



宇宙でのヴィーガン食は、科学技術や持続可能性の最前線に立つ分野です。未来の宇宙探査で、ヴィーガン食が地球外での生活を支える基盤になるかもしれませんね!



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