2024/10/30 13:00
腸内細菌とVegan食の関係
Vegan食を続けると、腸内細菌の構成が変化することが分かっています。
植物性食品には食物繊維が豊富に含まれているため、
腸内の善玉菌(特に短鎖脂肪酸を作る菌)が増えやすくなります。
これにより、消化がスムーズになり、腸の健康が保たれるだけでなく、
体全体の免疫力が高まるとも考えられています。
腸内環境と性格の関係性についても
近年の研究で「腸脳相関」と呼ばれる興味深い関係が明らかになっています。
実は、腸内細菌の状態が人間の精神状態や性格に影響を与えている可能性があるのです。
腸内細菌とセロトニンの関係
腸は「第二の脳」とも呼ばれており、腸内で多くの神経伝達物質が作られます。
特に、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの約90%が腸で生成されているのです。
腸内細菌が整っているとセロトニンの分泌も安定し、ストレスや不安感が軽減され、
心の安定につながると考えられています。
逆に腸内環境が乱れると、セロトニンの生成が減少し、
不安やイライラが増す可能性があります。
善玉菌と性格の関係
腸内には善玉菌、悪玉菌、中間の菌(日和見菌)がバランスを保ちながら共存していますが、
善玉菌が多いと、気分の安定やポジティブな感情が生まれやすくなることがわかっています。
実際に、腸内のビフィズス菌や乳酸菌が多い人ほど、
社交的でストレス耐性が高い傾向があるとする研究もあります。
反対に、悪玉菌が増えると、ネガティブな感情や鬱状態に陥りやすくなる可能性があるのです。
腸内細菌の多様性と柔軟な思考
腸内細菌の多様性が豊富な人は、ストレスへの耐性や柔軟な思考があると考えられています。
これは、腸内細菌が多様な栄養素を吸収・代謝し、
脳に送ることで、脳の健康が保たれるためです。
その結果、好奇心旺盛でオープンマインドな性格になりやすいと言われています。
食事と腸内環境の影響
食事が腸内環境を左右し、その結果、性格にも影響を及ぼす可能性があることが分かってきています。
例えば、植物ベースの食事や発酵食品(納豆、キムチなど)を摂取することで、
善玉菌が増えやすく、メンタルが安定しやすくなることがわかっています。
また、過剰な動物性脂肪や加工食品は腸内環境を乱し、イライラや不安感が増す原因になることが多いです。
Vegan食は、地球に優しいといわれているのも納得ですね。
完全にVegan食派の方から
できるだけVegan食を取り入れられている方
興味はあってVegan食を増やしていこうかなぁ~と
お考えの方まで様々だとは思います。
Vegan食というより「腸内環境」の視点で食をみてみるのも
興味深いですよね。
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