2024/10/14 16:00


こんにちは。
または、こんばんは。


子供の頃
牛乳は健康に良い、背が伸びる、骨が強くなる・・・・
様々な健康効果について言われていました。
そして、学校給食でも出ていました。

学校でも
自宅でも
牛乳をはじめ乳製品をすすめられ
すすめられるがまま食べていました。
そして
特に体調にも変化なく
自分には乳製品が合わないとも思っていませんでした。

大人になり20~30代では
子供のころのように牛乳を飲む機会はなくなりましたが
ヨーグルトは時々、食べていました。
過去にもblogに書いたことがありますが
乳腺炎になりやすい体質でもありますので
あまり食べていません。



たぶん40代後半かなぁ~
久しぶりに
ヨーグルトを食べると便秘になるようになったんです。
はじめはヨーグルトが便秘の原因だなんて思っていなくて・・・
だって
ヨーグルトって便秘解消に役立つイメージですもの。

その頃、食べていたものを一つ一つ検証していくと
ヨーグルトを食べた時に便秘になることが判明。

えっ?!
子供の頃は、ヨーグルト食べて便秘になったりしなかったのに・・・

と思い色々調べてみると
大人になって
乳糖不耐症になることは珍しくない!
そうなんです。

乳糖不耐症は、年齢とともに増える傾向があります。

乳糖不耐症は、体内で乳糖を分解するために必要な酵素「ラクターゼ」の活性が低下することで起こります。

幼少期にはラクターゼの活性が高いため、乳糖を問題なく消化できますが、

成長するにつれてこの酵素の活性が減少し、

大人になると乳糖の消化が難しくなることがあります。

特にアジア人を含む多くの民族では、成人の乳糖不耐症が一般的です​。

症状としては、乳製品を摂取した後に腹痛、下痢、ガス、膨満感などが現れることがあります。

これらの症状が見られる場合は、乳糖の摂取を減らすか、

乳糖不耐症に対応した乳製品を選ぶことで症状を緩和できます。


私は、膨満感とガス、便秘という症状でした。

ヨーグルトで下痢ではなく、便秘になることもあるんです。



ヨーグルトを食べて便秘になる可能性は、以下の理由によるものです。

  1. 乳糖不耐症: ヨーグルトには乳糖が含まれており、乳糖不耐症の人はこれを消化できず、腸内でガスが発生し、便秘や腹部膨満感が引き起こされることがあります​。

  2. プロバイオティクスの過剰摂取: ヨーグルトに含まれるプロバイオティクス(乳酸菌など)は腸内環境を整える効果がありますが、過剰に摂取すると逆に腸内バランスが崩れ、消化機能が低下して便秘が悪化することがあります。

  3. 食物繊維不足: ヨーグルト自体には食物繊維がほとんど含まれていないため、他の食材でバランスを取らないと腸の働きが鈍り、便秘になることがあります。

  4. カゼインの影響: ヨーグルトにはカゼインというタンパク質が含まれており、これが腸内で硬くなり、消化が遅くなって便秘を引き起こすことがあります。



この経験もあって
乳製品(主にヨーグルト)を食べなくなりました。
当工房のスィーツに乳製品を使わないのも
そのためなんです。

一般的なスィーツには、小麦粉、砂糖、乳製品って使いますよね。
私は、40代からこれらの体質の変化から
自分が食べられるスィーツづくりを研究するようになり
かれこれ10年以上。


私と同じタイプの方がいらっしゃれば
少しでもお役に立てると嬉しく思います。